くだまつステーションホテル 割烹升吉で3月5日(土)、「第二回 獺祭(だっさい)と和食を楽しむ会」が催されました。
「純米大吟醸 磨き二割三分」や「純米大吟醸48 寒造早槽(かんづくりはやぶね)しぼりたて生」などが好きなだけ楽しめました。
料理のお品書き。獺祭の酒粕(さけかす)や仕込み水が使われた料理もあります。
独活(うど)、鮗(このしろ)、いくら、蕨(わらび)などが使われた小鉢。会場では、食材の漢字の読み方がひとしきり話題になっていました。「ドッコと読むのかね?」などなど。
前菜の盛り合わせです。合鴨オリーブや飯蛸(いいだこ)の柔らか煮が美味でした。
針魚(さより)と縞鰺(しまあじ)のお造りです。升吉の刺身はいつ食べても美味しい。
春鰹(はるがつお)酒粕漬けは獺祭の酒粕が使われています。獺祭の酒粕は、最近では下松市内の酒屋さんでも見かけるようになりました。
この温物(あつもの)が美味しかった!濃厚な味の牛舌味噌煮です。牛蒡(ごぼう)と蕗(ふき)の歯ごたえの良さがアクセントになっていました。
超軟水の獺祭の仕込み水で炊かれた御飯が使われています。色どりがきれいな酒寿司です。
これも獺祭の仕込み水が使われた汁物です。土筆(つくし)が近づく春を感じさせます。
下松市議会議員のもりしげ哲也さんによる乾杯でスタート。今年も会場のキャパシティいっぱいの約60名が参加しました。
利き酒クイズに見事正解した女性。正解者全員に獺祭のミニボトルがプレゼントされました。
司会進行役の食蔵升吉店長 宮司大樹さん(上段左)は「和食は質の良い日本酒と合わせることで深みが増します。それをお客様にお伝えできればと今回の料理をお作りいたしました」と語る。
お酒の仕入れをされたスミダ酒店代表取締役 住田馗三郎さん(上段右・右)は「良いお酒を、特に若い人に広めたい。当店では、お店に入るなり獺祭をとおっしゃるお客様が年々増えています」と語る。同じくお酒の仕入れをされた地酒・焼酎のトーヨー店長の国居泰士さん(上段右・中央)は「当店の日本酒で一番売れるのは獺祭です。こうした会を通じて消費者の方に直接お酒の感想を聞くことができるのはうれしい。これからも日本酒ファンのすそ野を広げる活動をしていきたい」と語る。
旭酒造株式会社の取締役業務部長 川﨑泰嗣さん(下段右)は「昨年9月の私どもの決算は前年対比130%で、約4,400石を販売させていただきました。昨年春に新しい蔵も完成し、ますます多くのお客様、獺祭をこれまでお飲みになったことのない方々にも広めていきたいと思います」とにっこり。