下松市花岡で11月3日(文化の日)、恒例の「きつねの嫁入り」(花岡福徳稲荷社 稲穂祭)が開催されました。今年は往路の新婦の衣装が白無垢(しろむく)・綿帽子(わたぼうし)という“伝説の白狐”らしい姿で、復路が色打掛(いろうち かけ)に文金高島田(ぶんきんたかしまだ)の伝統的な姿でした。これは前年とは逆の順番になっています。
いなり寿司のきつねの嫁入り
写真は花岡福徳稲荷社。法静寺の境内の一角にあります。享保9年(1724年)に白狐の夫婦が法静寺住職の夢枕に立ち、「しらむが森」で死んだ自分たちの亡骸を葬ってほしいと頼んだという不思議な話が伝わっています。
稲穂祭は、まず「園児パレード」と「よさこい踊りの奉納」が行われた後、法静寺の見山住職による門前神事が行われました。
付近には、お祭りにつきものの出店が数多く並び、雰囲気を盛り上げています。
新しいお土産も登場していました。
そして14:00きっかりに御神幸(ごじんこう)がスタート。大黒町の俵神輿が先頭です。法静寺門前はたくさんの人で身動きすらできません。
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