6年に1度開かれる奇祭「広実申し」

国宝「赤糸威大鎧」

国宝「赤糸威大鎧」

12月6日の夜に、周南市須金地区で、6年に1度開かれる奇祭「広実(ひろざね)申し」が行われました。平家の落ち武者伝説を今に伝えるお祭りです。

平家物語の影響で、平氏の人気は源氏よりないように思われがちですが、平氏も源氏も系統がいくつかあり、またそれぞれが複雑な縁戚関係をもっています。鎌倉幕府は、源頼朝以来三代は源氏でしたが、その後を治めた北条は平氏です。

写真の日本三大大鎧の一つ「赤糸威大鎧」は、関東八平氏の畠山重忠のもので、平氏の象徴である「赤」が印象的です。畠山重忠は鎌倉幕府創建の立役者の一人で鎌倉御家人でした。

毎日.jp 「広実申し」の記事



4 Responses

  1. trz-xx 2008年12月8日 / 11:19 PM

    広実申し、取り上げていただいてありがとうございました。

    まつりに参加した錦在住のtrz-xxです。

    私のブログで紹介させていただきましたのでお許しを。

  2. admin 2008年12月8日 / 11:47 PM

    コメントありがとうございます。
    臨場感ある「広実申し」のレポートを拝見しました!
    下松在住の私の友人に広実姓の方がいらっしゃるので
    もしかしたらご縁のある方かもしれないです。
    伝統ある行事をこれからも継承なさってください。

  3. 広実勉 2010年5月15日 / 2:19 PM

    美和町出身の広実勉と申します。
    NHKテレビで放映された「広実申し」を見たことがあります。

  4. admin 2010年5月15日 / 3:14 PM

    広実様、コメントありがとうございます。
    私はNHKの放送を見逃しております。
    次のお祭りまであと4年待たなければならないのですね。

    ところで桓武平氏は百済と関係が深いとか。
    私の住む下松市の地名の由来に「百済津(くだらつ)」が
    変化したものだという説もあります。

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