下松の奇祭「きつねの嫁入り」が開催される

きつねの嫁入り

下松市花岡で11月3日、きつねの嫁入りで有名な花岡福徳稲荷社の稲穂祭が開催されました。好天にも恵まれ多くの人で賑わいました。

法静寺

花岡福徳稲荷社は浄土宗盛涼山法静寺内にあります。享保9年に白狐の老夫婦が住職の夢枕に立ち、願い事をしたという不思議な話が伝わっています。

太鼓の輿

法静寺の門前で様々の催しが奉納されました。太鼓演奏の輿は勇ましくグルングルン回っていました。

御神幸往路

やって来ました！御神幸（ごしんこう）のハイライト、きつねの嫁入り。御神幸は花岡福徳稲荷社とJR花岡駅の間を往復します。往路の花嫁衣装は、色打掛（いろうちかけ）に文金高島田（ぶんきんたかしまだ）です。

御神幸復路

御神幸の復路では、花嫁は白無垢にお色直し。きつね夫婦の役が誰かは毎年秘密とされています。新婦役に選ばれた娘さんは良縁に恵まれるそうです。

御利益ありそう

目の前を通り過ぎる時、まばゆい太陽の光が新婦の綿帽子に差し込みました。ご覧になった全ての方にご利益がありますように。