世界ふしぎ発見!新幹線の回を見て(^.^)

8月30日放送の「日立世界ふしぎ発見!新幹線 開業50周年ジャパンプライド・奇跡の物語!」がなかなかおもしろかった。放送はJRの話を追いますが、見方によっては全編日立のコマーシャル(笑) 番組単独のスポンサーがここまで・・・ともいえますが、コンテンツとして魅力的で、十分見ごたえのあるものでした。むしろ、下松住民としては笠戸事業所も取り上げて、もっとやれといいたいところ。

ソ連向けD51

D51(デゴイチ) 日立笠戸製

上の写真は番組に登場した島秀雄氏が設計した名機関車D51(デゴイチ)です。ソビエト輸出用のもので、完成時に日立笠戸事業所で撮影されました。国内用の機関車は、型式「D51」と後の車両ナンバーの間に「‐」(ハイフン)がありません。ハイフンが入るこの車両はソビエト輸出用の16番目の車両ということがわかります。

ところで、日立というと鉄道事業に限らず業績が好調で、2014年4~6月期の営業利益が前年同期比45%増の801億円でした。通期決算は前年度に引き続き史上最高利益更新が見込まれています。この会社には興味深い“ふしぎ”がいっぱい詰まっていそうです。スポンサーの枠にとらわれず半年に一度ぐらいは日立の“ふしぎ”を特集してほしいものです。

筆者が興味を持っているのは、ビッグデータを扱う日立製作所 情報・通信システム社などです。なぜかというと、下松市出身の安田誠氏が活躍しているのです。一度話を聞いてみたいものです。