日立が英国高速鉄道追加受注 総事業が約8800億円へアップ

日立製作所は7月18日、イギリス高速鉄道で、新たに車両270両の受注が内定したと発表しました。受注額は約12億ポンド(約1800億円)。昨年7月に日立は英運輸省から、車両596両の製造や保守などを受注しており、今回の追加受注により、全体の事業規模は当初の約45億ポンド(約6800億円)から約58億ポンド(約8800億円)にアップします。

日立は、すでに稼働しているアシュフォード車両整備拠点に加えて、イングランド北東のダーラム州ニュートン・エイクリフに新たな拠点を設立します。日本の鉄道車両製造拠点である下松市の日立製作所笠戸事業所との連携および相乗効果への期待が高まります。