山口県瀬戸内海にも津波注意報
11日14：46ごろ、三陸沖を震源とするモーメントマグニチュード9.0（3/13気象庁は8.8から上方修正）の大地震があり、宮城県北部で震度7、東京も震度5強の揺れが観測されました。各地で大きな被害が発生しています。17：36ごろ、気象庁は「東北地方太平洋沖地震」と命名しました。明治の観測が始まって以来、国内で過去最大の地震です。M7.3（モーメントマグニチュード6.9）だった阪神淡路大震災のエネルギーの約1450倍です。今回の地震は1900年以降に発生した世界の大地震の4番目の強さです。
- M9.5 1960年 チリ（バルディビア）地震
- M9.3 2004年 スマトラ地震
- M9.2 1964年 アラスカ地震
- M9.0 2011年 東北太平洋沖地震
同：M9.0 1952年 カムチャッカ地震
同：M9.0 1868年 アリカ地震
同：M9.0 1700年 カスケード地震
気象庁の津波警報・注意報
気象庁は16：08に、山口県瀬戸内海沿岸部の津波注意報を発表しました。下松市の沿岸部で従事されている方や近くにお住まいの方は、高い土地や、コンクリート建ての3階以上の場所に急いで避難してください。こんなに離れた場所で、しかも四国や九州の間を通って津波が押し寄せるとは、恐ろしいことです。
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