地方活性化のビジネスモデル

NSN産経ニュースに掲載されている地方活性化に関する和田教授のコラムがネットで人気です。私はこのコラムの中で下記の内容に注目しました。

アメリカでは、名医の治療を受けたい患者は、医師だけで3000人を有する世界最大の医療機関のテキサス・メディカル・センターやミネソタ州のメイヨー・クリニックまで行って入院治療を受けるのが当たり前になっている。(MSN産経ニュース~地方活性化が進まない真の理由:精神科医・国際医療福祉大学教授 和田秀樹~より引用)

以前、テレビでスーパードクターの特集を見ていて思ったのですが、なにも資源を持たない日本の地方都市が日本中、アジア中から富裕層を招くビジネスモデルの一つに、スーパードクター+リゾート施設のような発想もあるんじゃないかと思っていました。アメリカにはやはりあったんですね。

米国デューク大学&ウエスト・バージニア大学教授の脳神経外科医:福島孝徳(ふくしま たかのり)氏の特集をテレビで見ている時、手術を通して病気と闘うだけではなく、治療法および器具の開発、後進の育成、さらには医療機関の援助までするという、人生のすべてを脳外科医療のためにささげる姿にいたく感銘を受けたものです。このような天才をサポートして高度医療+リゾートのような産業を生み出せる事業家がいればいいのになあと思いました。

こういったビジョンを描ける政治家がいてほしいものですね。集めた税金をばらまくだけなら、中間コストで目減りするだけです。道路や橋を作っても、昔と違って経済波及効果は少なくなっています。集めた税金で産業を創造する想像力豊かな政治家がほしいものですね。