周南・下松のラーメンファンの間でうわさになっていた天下一品周南店が11月25日(金)にオープンしました。京都発祥ですが全国的にも有名なお店で、何を隠そう筆者も20年来のファンです。東京の天下一品池尻店の近くに住んでいたので、よく通ったものです。
天下一品周南店
住所:周南市久米3091-1
電話番号:0834-36-0101
営業時間:AM11:00~AM1:00
定休日:不定休
当時、仲間内ではシチュー・ラーメンとか、ポタージュ・ラーメンとか、勝手に名前を付けて呼んでいました。それほどこってりした重量感のあるラーメンで、「一体このスープの素は何だろう?」「京都だから西京味噌使ってるんじゃない?」「いやトンコツだろう」「肉をミキサーで挽いて入れてるんじゃないか?」「んー肉には間違いない。だが種類はわからん」「じゃがいもでとろみをつけてるはずだ」「牛乳か生クリーム使ってない?」などなど、様々な憶測話て盛り上がったものです。 確かなことは、それまで「ラーメンとは炭水化物だ」という認識を根底から覆され「このラーメンは肉料理だ!」と仲間内で定義付けしたものでした。
で、話を元に戻すと、周南店のオープンは11時から。ウイークデーだからまさか最初から人が並ぶなんてことはないだろうと、11時ちょい過ぎに到着したところ、すでに百数十名がこの行列です。店内いっぱいに人も入っていたから200名ぐらいは来ていたみたい。「うそーん。風が冷たいのに並ぶん?オープン初日じゃお店の回転も遅いだろうから、何時間か待つのん?」と最後尾に着くと・・・。
「温かいお茶どうぞ!」と笑顔のサービス。気が効いちょるじゃあ。「ブログに載せたいのですが、撮影してもいいですか?」と聞くと「ハイ!どうぞ!店内の撮影も大丈夫です!」とフレンドリーなご対応。嬉しいじゃあ(笑)
最後尾でオーダー、といってもオープンから3日間は普通盛りのこってりラーメン、餃子、ごはんの3種類しか料理は選べないので、全部頼んで待つこと40分。意外と早目に、あと10人ぐらいまで前進。
お次の方どうぞ・・・はい、ここまで!と、入り口で止められた筆者。あまりの運の悪さにボー然と立ちつくす・・・と、入り口に飾られた花に「吉本興業」の名前があります。アメトーークやシルシルミシルにお店が出ていたから付き合いがあるんだろうか?まあ、これが見られたから止められたのもよかったとしましょう。
ようやくお店に通され、期待に胸が膨らみます。しかし、お腹は空腹で凹みまくっています。テーブルにある秘伝のからし味噌を舐めたい誘惑に駆られますが、ガマンガマン!早く来ないかなあ。
そして、ついにやってきました、こってりラーメン!おおー、いつもより黄金色に輝いてないか?スープが均質でなめらかな感じです。息を吸い込むと懐かしの天下一品の香りだあ。たまらず、スープをすする・・・濃厚な思い出の味が広がります。うまいなあ。 シルシルミシルで知ったのですが、この「こってりスープ」は鶏と11種類の野菜を煮込んだものだそうです。11種類中6種類の野菜は「長ねぎ、玉ねぎ、にんじん、にんにく、しょうが、かぶ」と番組内で公開されました。その他の野菜や鶏の詳細などはいまだに企業秘密です。 動物系の素材が鶏だけだというのは意外でした。鶏のどんな部位をどう調理しているのでしょうかねえ。
餃子とご飯も一緒に撮ったのがこちら。店内のあちこちも撮りたかったけど、混んでいたので自粛しました。3日間はこの3種の料理が半額なので、全部合わせて540円。大満足でした。
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