日立笠戸事業所に追い風!
オランダ鉄道会社から400─500億円規模の優先交渉権獲得


HITACHI AT-200(英E&T magazine)

日立製作所は10日、オランダ鉄道運行会社のAbellio社から標準型近郊車両「AT-200」の優先交渉権を獲得したと発表しました。

日立が鉄道運行会社のAbellio社から
標準型近郊車両「AT-200」の優先交渉権を獲得

株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)の英国における鉄道システム事業会社である日立レールヨーロッパ社(取締役会長兼CEO:Alistair Dormer)は、鉄道運行会社のAbellio社(本社:オランダ)から、標準型近郊車両「AT-200」234両(70編成)の納入ならびに長期保守契約の優先交渉権を獲得しました。「AT-200」における優先交渉権の獲得は今回が初となります。
~以下略

日立製作所ニュースリリース

また、ロイターによると「優先交渉権を獲得したセミ・オーダーメイドの通勤車両「AT-200」。234車両で70編成の案件(400―500億円規模)で、このほかに長期保守契約も含まれる。」「これにより、笠戸事業所(山口県下松市)をマザー工場として、英国新工場で量産するグローバル生産体制が動き出す。今回のAT-200も英国の新工場で量産する計画で、アベリオが運行開始を予定する2017年までに納入する。」と報じています。

業績好調の日立笠戸にまた追い風が来ました。