出版界では東日本大震災の復興支援として、災害関係の本を無償で公開する動きが活発です。一度公開したデジタルデータは一人歩きしがちなので、出版社にとってはまさに身を削る思いでしょう。こうした英断には本当に頭が下がります。
今の日本はレベル7の危機的状況にあり、その処理に今後数十年~百年かかりそうです。一人ひとりが情報を読み解き、自分で身を守るためには、こうした知識は何より大切ですね。
- 丸善出版が地震・津波、放射線、心理学分野の書籍・本文無償公開しました。現在10冊の本がpdfで読むことができ、今後も追加されていくそうです。
- 講談社ブルーバックスは日本の原子力施設全データの一部を無償公開しました。
- 岩波書店は『育育児典CD-ROM版』病気編と雑誌『世界』『科学』の一部を無償公開しました。
- 化学同人は震災および原発事故関連書籍のページを無料公開しました。
- 科学誌Newtonは【放射線】人体への影響は?を無料公開中です。同内容のpdf版もあります。
- トーハンはMedical e-honにて、メディカ出版/医歯薬出版/日本看護協会出版会/医学芸術社/医学図書出版/克誠堂出版/環境新聞社/じほう/
メディカルレビュー社の協力を得て、災害医療関連コンテンツを期間限定で無料公開しています。