下松住民を含む地面師グループ逮捕

栃木県の地方新聞社「下野(しもつけ)新聞」によると、栃木県警捜査二課と那須塩原署が24日までに、地面師ら4人を逮捕したそうです。逮捕された一味の中には山口県下松市河内の会社員がいます。

また、産経新聞によると、今回の逮捕は、平成15年の現金700万円の詐欺容疑ですが、平成15~16年にかけて同様の手口で被害者9人から総額約5億円をだまし取ったということです。

一味の住所を見ると全国にまたがっており、一体どんな組織なのか、下松の人間はどんな役割をしていたのか気になります。

僧侶になりすまし詐欺 地面師グループ逮捕
僧侶になりすまして土地売買を名目に現金をだまし取ったとして、栃木県警捜査2課と那須塩原署は24日、詐欺の疑いで、会社役員の男ら4人を逮捕した。逮捕されたのは、栃木県那須塩原市上厚崎、会社役員、田代健二(60)▽大阪府豊中市本町、無職、長谷高明(74)▽山口県下松市河内、会社員、高松光弘(52)▽東京都北区上十条、青果小売業、皆川弘(57)-の4容疑者。調べでは、4人は共謀し、同県那須町高久に土地を所有していた宮城県気仙沼市の男性(83)に対し、架空の修験道場などの建設を持ちかけて現金をだまし取ろうと計画。長谷容疑者が京都府内の有名寺院の僧侶になりすまし、田代容疑者らが「隣接する土地の買収のための金の一部を出してもらいたい」などと偽り、平成15年12月下旬ごろ、現金700万円をだまし取った疑い。県警によると、田代容疑者らは15年から16年にかけて、同様の手口で被害者9人から総額約5億円をだまし取ったという。田代、長谷の両容疑者は「通常の商取引だった」などと容疑を否認している。
産経ニュース 2009.1.24

※地面師とは、土地取引にからんで金品や土地所有権をだまし取る詐欺師、または詐欺師グループのこと
参考サイト・・大東文化大学法学部 野口昌宏研究室

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