中国新聞によると、下松市の(株)山下工業所第1工場長の国村次郎さん(周南市大河内)が11月3日、黄綬褒章(おうじゅほうしょう)を受章しました。黄綬褒章は政府から「業務に精励し衆民の模範たるべき者」に授与されるものです。今回、山口県からは黄綬褒章が4人、藍綬褒章が4人の計8人が褒章を受賞しました。
秋の褒章 山口県は8人受章 ’09/11/2
秋の褒章が3日発令される。山口県内から男性6人、女性2人の計8人が受章した。一筋に仕事に打ち込んだ黄綬褒章が4人、社会福祉や地方自治など公衆の利益に貢献した藍綬褒章が4人。
黄綬褒章を受章した山下工業所第1工場長の国村次郎さん(64)=周南市大河内=は、「打ち出し板金」技術で、鋼板に巧みな流線形を生み出す。昨年度の「現代の名工」にも選ばれ、新幹線の先頭車両などを製造、40年以上ハンマーを振り続ける。「日本のものづくり技術への評価と受け止めたい」と受章を喜ぶ。
藍綬褒章を受章した保護司の河村歌代子さん(73)=山口市徳地島地=は、「栄えある受章で身に余る思い。おったまげました」。喜びと驚きを率直に表現しながらも、謙遜する。主に交通事故などの更生保護に携わった。
●下松ネット・・・(株)山下工業所のマグネシウム・バイオリン