JR徳山駅がアンケートでぶっちぎりの全国1位

JR徳山駅南口

Jタウン研究所が実施した、「『のぞみ』が停まる必要なくない?と思う駅は」というアンケート調査で、なんと「徳山」がぶっちぎりのワーストワンになってしまいました。アンケート調査は2015年11月5日から12月8日まで実施され、3240票が集まっています。

≪調査結果の抜粋≫

  1.  徳山 31.4%
  2.  福山 14.6%
  3.  品川 14.2%
  4.  新山口 9.6%
  5.  姫路 8.0%


2位の福山と比べてもダブルスコア以上です。このアンケートですぐに何かが起きるわけではないものの、徳山駅のある周南市に隣接する下松市民としては、将来的に『のぞみ』の止まる本数がさらに減ると困りますよね。

周南市は山口県で人口は第4位、面積は第5位の都市です。もともとは県東部の中心的都市でしたが、このところ市街地の商業の凋落が激しく、商店街も人がまばらです。そもそも山口県は、人口の下関市、政治の山口市のように、中心地がおぼろげです。これらの2市と周南市も位置が離れているので、経済や文化など全てが散漫です。

改築中の徳山駅北口ビル

こうした中、徳山駅北口ビルは現在改築中で、平成30年の完成をめざしています。その後、北口駅前広場および南口駅前広場の整備が行われる予定です(周南市市役所 中心市街地整備部)。駅ビル改築を起爆剤にして、市街地に活気が戻ればいいのですが、今のところ期待できそうにありません。新しい駅ビルにさしたる目玉がなく、集客は望めそうにないのです。

今こそ県東部の求心力となるような大胆な地域活性化策を、特にこの徳山駅ではしてほしいものです。下松市民としても期待したいと思います。